第一印象のほとんどは、身だしなみで決まるといわれています。身だしなみを整えることは、相手への敬意を表現することにも繋がります。看護師の身だしなみで大事なのは、白衣は常に清潔なものを着用するということです。白衣を洗うときは、まずポケットの中をチェックしましょう。もし、ポケットの中にボールペンが入っていたら、白衣にインク染みができて大変なことになってしまいます。
白衣についた黄ばみや頑固な汚れを落としたいなら、つけ置き洗いがおすすめです。洗剤を溶かした30℃~40℃のお湯に白衣を入れ、30~60分程度浸しておきます。こうすることにより、洗剤が繊維の奥に染みこみ、汚れを効果的に落とすことができます。つけ置き洗いが終わったら、洗濯機で洗いましょう。この時、白衣はなるべく他の洗濯物と分けて洗うと、色移りや衣類同士の擦れによる色落ちを回避できます。
次に、白衣にインクが付いたときの落とし方を紹介しましょう。油性インクの場合は、タオルと消毒用エタノールを用意します。タオルに消毒用エタノールを付け、汚れがある部分にあて、裏から叩いてタオルにインクをうつし取りましょう。白衣に付いたインクが水性インクだった場合は、弱アルカリ洗剤で落とすことができます。どうしても落ちないようであれば、漂白剤でつけ置き洗いをしてみてください。
白衣をキレイに保つためには、洗濯機をキレイに掃除しておくことも大切です。定期的な掃除をしないと、カビや雑菌が繁殖し、洗濯した衣類にまでカビ臭さがうつってしまうことになります。洗濯機は一ヶ月に一回を目安に、洗濯槽クリーナーなどを使って汚れを落としておきましょう。